OPHTHALMOLOGY

近視治療

こどもの近視進行予防治療

こどもの近視進行予防治療

近年、アジアを中心に近視人口が急激に増加しており、東アジアでは20歳時点で約90%、また日本においても都内小学生の約80%、中学生では約95%が近視で、強度近視の割合も10%を超えていることが判りました。

強度近視になると、緑内障や網膜剥離、近視性黄斑症など視機能に重篤な障害を及ぼす疾患が将来生じる可能性が高くなり、また伸びた眼軸を元に戻す治療法は残念ながらありません。

ですので、若年のうちに近視が進みすぎないよう近視化を抑制することが重要です。
眼軸は子供の身長が伸びる時期に伸びていく=近視が進むため、小児期(小学校低学年頃)から近視の進行を抑制することがとても大切です。

当院では、最新の知見に基づき有効性と安全性が示された下記のこどもの近視進行抑制治療を行っており、「多焦点ソフトコンタクトレンズ」もしくは「オルソケラトロジー」と「低濃度アトロピン点眼」の組み合わせ(①+②)(①+③)が最も有効です。

  • 1
    低濃度アトロピン点眼
    低濃度アトロピン点眼
  • 2
    多焦点ソフトコンタクトレンズ
    多焦点ソフトコンタクトレンズ

    “多焦点ソフトコンタクトレンズ”について詳しくはこちら

    遠近両用コンタクトレンズ

    近用の度数が付加された遠近両用コンタクトレンズで、その設計により近視が進みやすいメカニズムが起きにくくなり、オルソケラトロジーに匹敵する有効性が示されています。

    ソフトコンタクトなので、オルソケラトロジーと比べて装用しやすく、また使い捨てのため衛生面での管理が比較的容易ですが、自己管理が必要ですので比較的年齢の高い小児‘小学校高学年以上)が対象となります。

    適応範囲が広いため、オルソケラトロジーが適応外となる中等度以上の近視の場合も治療可能です。

    遠近両用コンタクトレンズ
  • 3
    オルソケラトロジーの経過観察
    オルソケラトロジーの経過観察

    ※オルソケラトロジーは、名古屋アイクリニックでオルソケラトロジー用レンズを作成した方の経過観察を行っています。

近視矯正手術のご相談

近視・乱視の度数、角膜の状態をふまえて、その方に向いている術式(不向きな術式)をお伝えします。

術式 SMILE LASIK LASEK ICL
手術内容

最新のレーザー近視矯正手術

レーザー近視矯正手術のスタンダード

レーザー近視矯正手術

眼内コンタクトレンズ

近視度数の
適応範囲

中等度まで※極軽度は適応外

中等度まで

中等度まで

軽度~最強度まで

特徴

乱視は中等度まで、LASIKから進化した術式

強度乱視・遠視の矯正や老視対応も可能

角膜が薄い方、接触の多いスポーツをされる方に向いている

幅広い矯正範囲、角膜状態に問題がある方でも可能

左右にスワイプしてご覧いただけます

  • ※検査内容に限界があるため、その後の精密検査で術式変更となる場合があります。
  • ※ご相談は無料でお受けしています。お一人様原則1回でお願い致します。

診療予約

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